2011年10月14日
マルトクショップ様
昨日商品到着しました。
反り等もなく、材質、カット精度ともに満足できるものでした。
1枚だけ他の板に比べると若干しみが出ている所がある板がありましたが、
他は非常に良いものでした。
はぎ加工もすばらしく一見1枚板のように見えました。
ありがとうございました。
K様より
2011年10月12日
株式会社マルトク ご担当者様
おはようございます。
7月に購入したナラの集成材(厚さ30mm)で、
このたびスピーカーボックスを作りましたので、ご報告します。
以前、オーディオラックを作った時は、報告用のページがウェブサイト上にあったように思うのですが、
今は見つけられませんので、メールにて送ります。
このスピーカーボックス、高さ760mm、幅450mm、奥行き350mmと大きいので、
ただでさえ重いナラの集成材で組み立てると、とても重くなりました。
今回、切っていただいた寸法に最大1.5mmほどの誤差があり
(前のオーディオラックの時は、殆ど誤差がありませんでした)
少し隙間ができてしまったので、パテで埋めました。
ユニットは、タンノイのHPD315Aです。
フロント・バッフルに300mm強の円を開けるのには難儀しました。
トリマーをコンパスのように回転させ、5mmずつ溝を深くして行って15mmずつ表と裏から削り、開けました。
接合にはビスケットを用い、オイルステインで着色し、木彫オイルで仕上げました。
大きなもので苦労しましたが、手を掛けただけあって、細かいミスは多々あるものの、
他人に自慢できるような仕上がりになったと、自己満足しています。
また宜しくお願いします(今度は、もう少し精度を上げて下さいね)
では。
M様より
製作の際、カット精度には十分注意致します。
素敵な作品ありがとうございました。
2011年10月12日
前回に続いてバットに関する豆知識です。
みなさんもよくご存じのシアトル・マリナーズのイチロー選手。
今年、残念ながら連続200本安打の記録は途切れてしまいましたが、それでも10年連続200本安打に代表されるような数々の金字塔の持ち主です。
日本が世界に誇る名バッターである彼も、当然ながら木のバットを使用しています。
イチロー選手のバットを製作しているスポーツ用品メーカーミズノさんのホームページによると、ミズノさんはイチロー選手に年間120本のバットを提供しているそうです。
木は、金属などと違って個体差の激しい素材(そこが木の魅力でもあるわけですが)ですから、木のバットなら何でもいいという訳にはいきません。
イチロー選手のバットとして使用できる角材は100本につき、1本程度というから驚きです。
イチロー選手の、プロとしての道具に対する厳しいこだわりを感じさせてくれる数字です。
つまり、イチロー選手が1年間で使用しているバットは1万本の中から選別された最高の120本ということなんですね。
イチロー選手は、プロに入ってから一貫してアオダモのバットを使用していますが、メジャーリーグに挑戦した1年目だけホワイト・アッシュのバットを使用しています。
ホワイト・アッシュを選んだ理由は、日本より乾燥しているアメリカで、なおかつメジャーリーガーの投げる球を打つのに、アオダモではすぐに折られてしまうためだと言われています。事実、メジャー初年度からアオダモで挑戦した福留孝介選手はよくバットを折られていました。
イチロー選手はメジャー2年目から元のアオダモのバットに戻しています。これは、メジャーリーガーの速くて重い球にもアジャストして、「アオダモでも折られない」自信がついたためと言われています。
2011年10月7日
2011年10月5日
今回は、木に関する豆知識です。
様々な用途が挙げられる木は、野球のバットにも使われています。
年野球や高校野球では、金属製のバットが使われていますが、プロ野球などでは木製バットが使用されています。
そのため、ピッチャーの投げる剛速球にバットがへし折られる光景を試合などでよく見かけます。
通常バットが折れた場合、ボテボテのゴロになりがちですが、2001年に福岡ダイエーホークスの松中信彦選手は、当時西武ライオンズに所属していた松坂大輔投手のストレートにバットをへし折られながらもホームランにしてしまうという離れ業を見せました。
そんな木製バットの消費量は、年間で約20万本!!にもなるそうです。
ハードメイプルやホワイト・アッシュなど色々な木材が使われていて、中でも北海道のアオダモは良質の木製バット材として知られています。
しかし、アオダモがバットの材料として育つには60~70年もかかる上に、計画的な伐採がなされなかった事から資材の確保が困難となっているのが現状です。
木製バットの生産が森林破壊につながっていると考えられ、環境保護の観点からもアオダモは計画的な育成が課題となっています。
最近では、折れたバットなどのリサイクルとして、箸、靴べら、印鑑などの商品が作られ、その売り上げがアオダモ資源の育成に使われているそうです。
2011年10月4日