2006年7月29日
今日は、マルトクの背景に使っているブラック・ウォールナットについて、ちょっとうんちくを述べさせてもらいます。 独り言と思って読んでください。
ブラックウォールナットはクルミ科juglans属の落葉広葉樹です。産地は、 アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州などで、特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナ州などが主産地です。 日本の木で言うと、オニグルミという木がウォールナットに近い木です。
色調としましては心辺材の区分ははっきりしており。辺材は乳白色から灰紫色、心材は紫がちょっとかかった薄茶色から濃い茶色です。 不規則な濃淡の模様をしていることが多いです。
性質は、ちょっと硬くて重く、狂いも少ない良材です。木の目合いは粗いのですがペンキやオイルステイン、 自然塗料などによくなじみ塗りあがった感じは非常にシックで高級感があります。また、 ウレタン塗装をしてやるとつやが出て自然塗料などの浸透性の塗料を塗ったときとは、また違った感じになります。個人的には、 浸透性の塗料を塗ったときのほうが好きですが好みは分かれると思います。
加工性もよく釘を打ったりビスの利きもいいです。 木の風合いが非常に美しく高級感があるので昔からダイニングテーブルやテレビボードなどの高級家具や工芸品に使われていましたが、 はやりもあるのですがフロアなどにも使う人も増えてきます。
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