2018年5月4日
白肌、辺材、白材などと呼ばれている部分の事を白太と言います。
樹木の表皮に近い部分(下の画像だと両端)が白太です。
左右の表皮に近い部分が「白太」
まだ若い層なので白い色をしております。真に近い部分が、白に対して「赤」ということで赤味と呼ばれています。
特に赤味が濃厚な杉などは、白太と赤味の両方が混ざった材の事を「源平材」と呼ばれています。源氏の白、平家の赤というらしいですが、こんなところにも源平の世界観があることに驚きます。
節白太あり材の「白太」について
白太に関係して、マルトクショップの「節」の出荷基準が、このほど定められました。
これまで、節有り材の死節(節が干からびたりヒビが入ったもの)等の出荷時のパテ埋めがケースバイケースで処理されていましたが、このほど「節白太あり」の材は、すべてパテ等で埋めて出荷することに変わります。(ご自身で処理される方や、パテ埋めが不要の方は、節白太あり材の購入時に「パテ埋め不要」とご記載ください。)
節白太あり材のテーブル天板(加工途中撮影)
きらりとアクセントのような「節」や「白太」のある材で個性をお楽しみください。
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マルトク・スタッフブログ(過去記事「無くて七節。」)
https://shop.woodworks-marutoku.com/staffblog/2017/11/post-48.html
マルトクショップ「無垢材の節について」
https://shop.woodworks-marutoku.com/shared/data/pop/pop_hushi.html
パテ埋めが不要な方は購入時に「節埋め不要」と明記しておいて下さい。
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