2019年2月19日
中学3年生の息子が美術の授業で作成した『香川漆器』のトレーを持ち帰ってきました。
伝統工芸士の指導を受けながら漆器作りを体験しました。
仕上がりまで約2ヶ月かかったそうです。
漆の表面の仕上がりは満点でした。ちなみに使った木材はラワンの様です。
これからも香川の伝統工芸を大事にしてもらいたいと願っています。
香川漆器とは・・・
江戸時代、高松藩主である松平家が、茶道・書道に付随して振興・保護したのが始まりで
す。江戸後期には、香川漆器の始祖と言われる玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、中国伝
来の漆技法に独自の技を加えて新しい手法を創案。現在まで受け継がれ、蒟醤、存清、彫
漆、象谷塗、後藤塗の5つの技法は、国の伝統的工芸品に指定されています。(http://www.pref.kagawa.jp/keiei/dentou/dentou.html#01)
・General Production Process / 制作工程
形をつくる → 漆を塗る → そのまま完成 or 模様をつけて完成
樹木は大きく分けて、針葉樹と広葉樹に分けられます。
広葉樹は一般的には硬材とされて変化に飛んだ木目が得られるが
木肌は粗い性質があります。
針葉樹は柔らかく割れやすい性質がありますが、きめ細かな滑らかな木肌になっていま
す。
日本人は古くから木肌が細やかな杉やヒノキ、松などの針葉樹を
漆器の材料として好んできました。
そのほかケヤキ、トチ、ブナ、カツラなどが広く使われています。
(http://aizu-japan.com/urushi-process/kiji)